ひのき酵素風呂 健康応援館

健康メモ

●「まごわやさしい」から「まごにわやさしい」へ

「まごわやさしい」と聞いて、何のことか見当がつきますか?こ
 れは健康な食生活に役立つ、和の食材の頭文字を覚えやすく語呂合わせしたものです。
 
 「ま」まめ   納豆・豆腐・小豆・黒豆・油揚げなどの「豆類」
 「ご」ごま   ごま・くるみ・ぎんなん・松の実などの「木の実類」
 「わ」わかめ  わかめ・のり・昆布・ひじき・もずくなどの「海藻類」
 「や」やさい  葉物野菜・根菜類などの「野菜類」
 「さ」さかな  いわし・さば・いか・たこ・えび・あさりなどの「魚介類」
 「し」しいたけ しいたけ・えのき・なめこなどの「きのこ類」
 「い」いも   さつまいも・さといも・こんにゃくなど「イモ類」

 先人の知恵が詰まった、健康に良い昔ながらの日本食、世界的にも高く評価されています。
 
 私にも3歳になる孫がいます。孫の顔が見たくてLINEでTV電話して、私の代わるとすぐに「ジィジ、バイバイ!」っとろくに話もせず切ってしまいます。
 うちの まごわやさしくない!そこで私は、孫がジィジにやさしくなければ、ジィジが孫にやさしくしよう!「まごにわやさしく」!
 
 長生きするには、食べ物も「まごにわやさしく」ものでなければなりません。
「に」にく  鶏肉・豚肉・牛肉などの「肉類」
 も食べないと、昔の寿命のままです。最近、TVで長寿の老人たちを取り上げた番組を見る機会が多くありますが、その方たちの食事をみるとガッツリと「肉」を食べてますね。
 
 食の欧米化が進み、コンビニ・ファストフード店など手軽に食べられる飲食店が増えてきたことから不規則な食生活を送っている方も多いことでしょう。
 毎日の「食」であなたの身体はできています。これからは、「まごにわやさしい」で健康な食生活を心がけましょう。

 
●風邪もひかない汗をかける身体
一年中エアコンのきいた室内にいて「汗をかかない生活」をしていると汗腺の機能がどんどん低下して、汗をかきにくい人がいます。

人は、主に汗をかくことで体温の調整をしています。体の中の熱を汗をかくことで体外へと逃し、体温を一定に保っています。
夏場やスポーツ時の体温調節はもちろん、風邪などで高熱があるときにも、汗をかくことで体を冷やしてくれるはたらきがあります。

普段から、汗をかきにくいと感じている人は基礎代謝が低い傾向にあり、また、そのほかの特徴として、病気に抵抗する力も弱いといわれています。

言い換えれば「普段から、汗をかきやすい身体にすれば、自然と病気への抵抗力がつく」ということだもあります。

汗を出すことで自律神経が安定します。不眠やだるさなどの体調不良が改善していき、
 ・日頃から疲れやすい
 ・風邪をひきやすい
とお悩みの方は、積極的に汗をかいてみましょう。

私たちは、日々の生活の中で、知らず知らずのうちに血液中に毒素を溜め込んでいます。
汗には尿と同じで、体の余計なものを輩出する役目があり、
   ・体内の毒素  
   ・有害物質
   ・脂肪分       を体外に排出します。

たくさん汗をかくことによって、体内の毒素や老廃物を毛穴から排出し、免疫力アップやむくみの改善、血行を促進して太りにくい身体づくりにも効果を
発揮してくれます。

また、汗をしっかりかくと、肌はミネラルを吸収しやすくなります。

しっかり汗をかくと肌の表面がふやけるので角質が剥がれやすくなります。
ごわごわとした角質が自然に剥がれるのを促し、肌のターンオーバーを正常化し、ハリのあるお肌を取り戻せますよ!

非常に大切な局面で、汗をびっしょりかいてしまった…なんて経験はありませんか?
人は精神的に不安に襲われると、冷や汗や脇汗をかきます。

これは、「いい汗」とはいえません。

ストレス社会を生き抜いていくためには、普段の生活の中で適度にストレス発散・解消していかないといけません。

体の奥から汗が出てくるように時間をかけてしっかりと汗をかくことで、疲れやストレスからくる自律神経の乱れを整え、心身を安定させることができます。

思いっきり汗をかくことで、病気にもストレスにも強い身体を作り上げることができますよ!

●寒暖差疲労

近年は、気象温暖化によるのか、「四季」を感じられなくなりました。「春」を飛び越えていっきに「夏」、「秋」を飛び越えて「冬」といったように・・・・


徐々に暑くなる、徐々に寒くなるのであれば、身体もついていけますが、そうでなく1日の寒暖差が激しい場合、「自律神経」が乱れます。

「自律神経」は、緊張状態で優位になると交感神経とリラックス状態で優位になる副交感神経で構成されています。

外気温が低く寒い場合は交感神経が優位となり、外気温が高く暖かい場合は副交感神経が優位となります。

しかし寒暖差の激しい状況下においては、「熱を作る」「熱を逃がす」という指示・対応の切り替えが激しくなり、気温が一定している場合の数倍のエネルギーを消耗します。

この激しい指示・対応の切り替えが、自律神経に無意識のうちに負担となり機能を低下させ、疲労を引き起こします。

自律神経の乱れることで、気管支喘息・アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状を悪化させたり、鬱病を引き起こしたりします。


この寒暖差(気温差)によって引き起こされる疲労が「寒暖差疲労」です。


激しい運動や無理をした自覚がないのに、身体がだるいとか身体が重いと感じる原因はこれです。
寒暖差疲労対策のポイントは、身体を常に温かい状態に保つことです。

身体が感じる温度が安定することで、体温調整のためのエネルギーが不要となり、自律神経の機能低下を避けることができます。

また体質改善のために、階段を使ったり通常より1.5倍の速度で歩いたり、億劫がらずに積極的に身体を動かす・・・などの適度な運動が必要です。


●人の身体も自然
私は、趣味で野菜や米を作っています。
酵素風呂の入れ替えで10日に1回、約2,000リットル程の不要になった、発酵したひのきのおがくずを畑や田んぼの土に混ぜて微生物の力を借りて土づくりした土壌に野菜や米を作っています。いくら良い種を蒔いても、畑(土)の条件が整わなければ芽が出ないし、仮に芽が出ても育ちません。

植物と同様に動物も、いくら良い種でも畑(母体)が芽吹きのできる条件ができてないと芽が出ません。酵素風呂を始めて早14年経ちますが、始めて2年目位にお客様からの初のお喜びの手紙をいただきました。「酵素風呂に通って妊娠できました」という手紙です。とても嬉しかったです。そして今日までたくさんの「お喜びの声」をいただき、たくさんの赤ちゃんが出来る手助けができていることを実感しております。
「人の身体も自然の一部」そのことをつくづく感じています。

●経皮毒の怖さ
今回も経皮毒(皮膚から吸収される毒)についてです。

化学物質が体内に取り込まれることを「暴露」といいます。毎日使っているシャンプー・歯磨き剤・せっけんや洗剤・発泡剤などに使用されている合成界面活性剤、化粧品などに入っている保湿剤や乳化剤として使われている溶解剤・防腐剤・酸化防止剤などは、皮膚から吸収され暴露する経皮毒です。
日用品から皮膚を通して体内に入る経皮吸収は、その日常性、繁用性、さらに知らぬあいだに入ってくるという点で、その危険性は経口吸収の比ではないと考えます。

東洋医学で皮膚は、肺(二酸化炭素を排出)、大腸(便を排出)と一緒で汗や老廃物・毒素を排出が主ですが吸収をします。吸収に対しては、経口吸収(口からの食べ物の摂り入れなど)は味覚などでである程度、有害物質の取り込みは拒否できますが、経皮吸収はほとんど、いや完全に無防備状態です。危険な化学物質を使用しているシャンプーや化粧品など、排除していかないと、日々少量づつの暴露でも、ある日突然大病を爆発、なんてことになりかねません。

気をつけましょう、経皮毒と暗い道!

●解毒の重要性
以前、毒素の排毒は、大便・小便・皮膚(汗)・呼気の4つと紹介しました。今回は、その毒素を分別や解毒する大元の臓器についてです。

毒素が体内に入ったり、体内で作られると、カラダは敏感に反応・察知して、さまざまなところで解毒したり、カラダの外に排出しようと試みます。解毒の役割を担っているのは、主に肝臓です。血液とともに流れ込んだ毒素は、ここで処理されます。ところが、肝臓が疲れていると、解毒しきれなかった毒素が血液を介して全身を巡り、最後に皮膚上で排毒や解毒の作業が行われるのです。肝臓の調子が悪いと皮膚に湿疹が出たりするのはこのためです。

肝臓は、脂っこいものや甘いものをどんなに放り込まれてもアルコールでいじめられても、何ひとつ文句も言わずに黙々と働きます。そして、肝臓の内部には、痛みを感じる知覚神経が通っていないため、痛みが現れにくく、見過ごされてしまいますことからも、『沈黙の臓器』といわれます。

肝臓は予備能力の高い臓器で、健康であれば安静時には全体の9分の1程度が働くだけで、代謝や解毒などの役割を果たすことができます。さらに、肝臓は極めて旺盛な再生能力を持っているので、70~80%を切り取ったとしても、残りの肝細胞によって、4~8週間で再生します。

では、肝臓が元気で居るためには?解毒の中心役割を果たしている肝臓が、元気の本来の役割をするためには、肝臓に送り込まれる血液の状態がよくなければなりません。
酸素や栄養素の多い血液を肝臓へ送り込むためには、栄養を吸い上げる胃や腸などの消化管が元気でなければなりません。

ところが、現代人の消化管は、疲れ気味です。いつでもどこでも、欲しいときに欲しいだけ食べることができる状況が 、消化管の吸収機能を衰えさせています。なぜなら、カラダは飢餓に強く、飽食に弱いしくみになっているからです。長い歴史のなかで飢餓に何度も遭遇しても、それを克服する過程で培われた人間のカラダのしくみをみると、いかに飽食がカラダに負担をかけているかが分かります。

お解りいたたけたでしょうか。「血液の状態をよくする」ということは、肝臓に負担をかけるものを取り込まないこと。即ち、欲しいときの欲しいだけ食べる飽食をしなければ、 内臓に負担をかけずに済むし、何といっても、身に覚えのない毒素を摂らないで済むということです。

昔から、「暖衣・飽食、病のもと」と言われますが、正にその通りですね。

●経皮吸収
肩が凝ったり、腰が痛かったりした時に貼る湿布薬、薬効成分 が皮膚から吸収されることを「経皮吸収」といいます。

時々使う湿布の薬効なら、吸収されても害ほとんどないのです が、毎日、日常的に使われている台所用洗剤、シャンプー、リン ス、化粧品、歯磨き剤などに含まれている、合成化学物質も経皮 吸収されてしまいます。シャンプーや歯磨き剤など、合成洗剤に使われている合成界面活性剤は、石油を人工的に化学合成して作ったもので、この合成界面活性剤がくせ者で、細胞膜を溶かし、角質層 の皮膚バリアー機能を働けなくし、合成化学物質を皮膚内部 にまで浸透の手助けします。

合成化学物質とは、化学的に無理やり分子構造を組み換えて合成したもので、自然界にはない物質です。合成化学物質のほとんどが、無害性が実証されていません。 ただ、生産性が良い、コストが安くすむ、とかの理由で大量 に出回っています。自然界に存在しないものが、人体に入ったら体に良いはず がありませんね。人類が誕生して何千年のスパンを経て作られたDNAが、自然界にない物質が人体に入ってきたら、当然、異物だと反応 するだろうし、ごく微量であれば、反応しきれずどんどん 蓄積していくでしょう。

身のまわりにあふれるこうした合成化学物質は、私たちの 生活を便利にしてくれましたが、多くの日用品に「人体に害 を及ぼす」有害化学物質が含まれています。ごく微量ですが、毎日吸収し続ければ・・・・・・食べ物や空気 から有害化学物質を体内に入れてしまったときと同じように、人体に深刻な悪影響を及ぼします。

毎日使うシャンプー、高価な天然素材のものを使えれば ベストです。でも、そうはいきませんよね?今日のことを頭に入れて、高いシャンプーの使えない人は、使うシャンプーの量を減らしましょう。今まで使っていた量の十分の一くらいにして、使う時間 を短縮しましょう。何も知らずに、今までの習慣を続けるよりはマシです。


●毒素を出すことの大切さ
毎日少しずつでも便や尿の出が悪い、汗をかかない、充分に息を吐けていない・・・など、からだの排泄力が低下していると、血液やさまざまな臓器に老廃物が溜まってきます。たとえ微量の老廃物、毒素であっても、それが何年間も血液に混ざって全身の細胞をいつも刺激し続けると、老廃物のために中毒を起こしかねません。生体にとって、有害な物質(毒素)を生体が除去できなくなった時に病気が引き起こされるという事実が基となって確立されたホモトキシコロジーという考え方が正当化されているほどです。

このように、体調不良や病気は、からだのなかの老廃物や毒素などの汚れが起こしているとわかります。ですから、病気を治し、健康を維持するためには、まずは老廃物や毒素を出すことが大切なのです。

「風邪を引く」といいますが、これは「冷え」をからだに引き込んで体調を崩してしまうことです。そして、「熱」を出す、くしゃみを出す、咳を出す、痰を出す、発疹を出す、下痢をする・・・など出すことによって回復へと向かいます。

生命を維持する上で一番大切な「呼吸」は、「呼(は)いて、吸う」というように出すことが先であることが文字の順序で示されています。「ギブ・アンド・テイク」もまず人に与えてから自分で受けることが社会生活上にも肝要ですし、「出入口」というのも出るほうが先です。

つまり、健康のために取り入れることばかりに目が向けられがちですが、出すことができない限り、入ってくるものはなく、川も河口をせき止めれば流れがよどむように、出してから入れないとすべてがうまく流れないのです。

また、昨今の清潔志向は、汗を止める、口臭を消す、便の臭いを消すというように、大切な排泄機能を嫌うものばかりです。表面上だけきれいにしても、かえってからだのなかに老廃物や毒素を溜め込んでしまうこともあります。

カラダを芯から温めて、ドッと大量に汗をかいて、それをさっぱり洗い流したそきの爽快感は、何ともいえないものです。これは、脳からβ-エンドルフィンが分泌された状態なのです。すると、ナチュラルキラー細胞の活性が高まり、免疫力が高まります。このことからも、出したときにこそ、心身ともに健康度がアップするといえるのではいでしょうか。

●毒素を出すファスティング
食べ物を摂り入れるところは1ヶ所、口だけですが、要らないものを出すところは、肛門から大便、尿道から小便、皮膚から汗、口(肺)から呼気(二酸化炭素)と4ヶ所もあります。いかに体内から毒素・老廃物を排出することが重要かということです。

今回は、肛門からの排毒/腸内清掃・・・まずは排出をスムーズに行うためのファスティング、宿便取りについてです。

むかし、現在のように食べ物が豊富でなかったころは、多少、健康に害があるとわかっていても、生きるために食べましたが、今は、美味しいもの、栄養のあるものが、いつでもどこでも簡単に手に入るようになって、食べ物を無駄に食べ、早死にするために、食べるかのような時代になっています。食べるために一生懸命働いた時代から、食べ過ぎて痩せるため、病気になって医者に行くためにお金をかける時代になってしまいました。「暖衣・飽食 病の元」と言われますが、正にその通りです。

現在は、多くの加工食品や・農薬の付いた野菜や果物、信頼できるかどうかわからないものを口にしなければなりません。賞味期限は表示してあるので分かりますが、食品添加物や残留農薬までは見ただけじゃ解りません。農薬は当然ですが、加工食品に添加されている化学物質の毒性も軽視できません。ある試算で日本人は一人が一年間で約4キログラムもの食品添加物を食べているそうです。私たちが口にする食品にどんな化学物質が混入されているか解らず食べているのです。

我々の小さい頃は勿論パック詰めの食品などなく、当然賞味期限など、書いてある筈も無く、自分の感覚(色・臭い・味)で確認し、感性の鈍い人は悪くなっているものを食べて腹を壊し、感覚を養っていきました。

戦後間もなく、洋風の食文化と化学食品添加物を食するようになって約、半世紀では何千年ものスパンを経て培ってきた穀物・自然食中心の日本人のDNAの進化が、スピーディーな生活習慣の変化についていける筈もなく、本来持っているDNAの感性・本能が化学物質や甘やかされた生活習慣で狂わされているとさえ思えます。

では、どうしたら良いのでしょうか?

まずは、既にカラダに沈殿していこびりついた異物・不要物をできるだけ体外へ出すことと。

私は、1ヵ月~2ヶ月に1回カラダとココロが不摂生に傾き始めた時、3日間ファステング(断食)してリセットしています。(ファスティングは、日本語では「断食」と訳されますが、本来の意味は、化学物質などの毒物を体外に排出することを目的とした一種のダイエット法)

目的は、出来るだけ固形物を入れないで消化器系を休ませることと宿便を出すこと

食べ物(固形物)は一切摂らずに、酵素飲料(私は、大高酵素のスーパーオオタを使っています。カカロリーのあるものはこれのみ、筋肉を減らさずに脂肪を減らしミネラル分も摂れます)と水と健康茶で3日間、3日目の朝のはコーヒーみたいな宿便が出て、体重は約2.5キログラム減量して、お腹周りはスッキリしますが、これは体内の食物が出ただけで、痩せたのではありません。

ファスティングすることにより、胃が小さくなり消化に負担がかからない分免疫力が上がります。しばらくは少食でも耐えられます。カラダも軽くなり、体調も良くなります。

一番の利点は、勿論、宿便を取ることにより大腸のストレスが取れること。と言っても自分自身の大腸が「ストレスがとれた」とはっきり解るわけじゃありませんが、精神的にも落ち着き、定期的にやっていると本来持っている本能・感覚が研ぎ澄まされます。

賞味期限を気にすることなく自信の感性で、悪くなったものはもちろんカラダに良くないものまでも嗅ぎ分ける感覚が養えます。

溜まりに溜まったものはその都度出さないといつかは爆発します。そうなってからでは遅いです。というか手遅れにならないうちに少しずつ出しましょう。

ストレスも毒素も(毒素もカラダにとってはストレスです)溜め込んではダメ。出せばスッキリ快調になります。

是非、ファスティングを試してみてください。

●排毒
私共のひのき酵素風呂には、アトピー性皮膚炎の治療に通われている方が多いです。その中で昨年の5月から通い始めたS.M.さん(28歳女性)についてアトピーと排毒について書きます。

S.M.さんは、小さい時はさほどひどくはなかったみたいですが、20才を過ぎたころから意識しだして近くの皮膚科に行ったそうです。ステロイド剤を箱ごともらい痒いところに塗っていたみたいで、酵素風呂を探し出してこちらに来た時は体中、特に胸から顔にかけてはどす黒く所々で耳の付け根部から体内から分泌物(汁状のもの)が出でいました。

酵素風呂に初めて入った夜はあまり痒みもなくよく眠れたそうです。
自分自身で酵素風呂に何か感じるものがあったみたいで、それから毎日通って来ました。

通い始めて一ヵ月後位は皮膚が剥けだし、顔は剥けた皮で真っ白、好転反応がでていました。彼女が酵素風呂から出てシャワーを浴びたあとは何ともいえない臭い(安物のシャンプーを強烈にしたような、化学物質的なもの・)・・・その時、これは身体に溜まった薬・・・ステロイド剤?っと、ふと感じました。可愛そうな位でした。

夏になり、アトピーの方には最悪の季節になり、そのころは多少は風貌も落ち着き、夏真っ盛りでも昨年のようなひどさはなく、痒みにも耐えられるようになっていました。本人は、今までの夏のことを思い浮かべると体が楽になり本当に嬉しかったとのことでした。

彼女はステロイド剤の副作用は知っていてここに通い始めてからステロイド剤は一本だけ残して(全部処分するのは一分の不安があった)捨てたそうです。結局、残した一本も全然使ってないそうです。
《ステロイド剤のダマシ (本部千博様著『毒素をためると病気になる、排毒・解毒で病気は治る』より)

アトピー性皮膚炎などに使われるステロイド剤はどんな働きをするのでしょうか。ひと言でいうと、免疫寛容の状態をつくるということです。本来、体の外に出さなくてはいけない異物なのに、体には「大丈夫よ」とだましているようなものです。

ステロイド剤を塗ると抗炎症作用によって、見た目には皮膚の炎症が消えるので、患者は治ったと思うのが当然でしょう。ところが実際は、カラダから外へ打さなせればならない毒素をもう一度、体内へ戻しているようなものです。

知らないうちに体内に毒素が溜まり、ある日突然、「あなたはガンですよ」と宣告されるということになりかねません。》 

つい最近(昨年7~8月ごろまで)まで、彼女は勤めから帰ってからは外に出歩くことができなく、夜一人でドライブするのが唯一の気晴らしだったそうですが、こちらに来だしてからは、自分のカラダが変わっていくのが楽しみで気持ち的にも明るくなったと会社の同僚もカラダも心も綺麗になっていく彼女を見てびっくりするほどと自身で言っていました。

酵素風呂に通い始めて今日で約八ヶ月、彼女なカラダはまるで蛇のように何度も脱皮を繰り返して(ジクジクからカサカサそして皮が剥ける)まだ肌は黒ずんでいますがきれいな肌になってきています。今でも皮が気持ちよく剥けるそうです。

毒素が抜けきれるまで、まだかかるかも知れませんが、毒素を取り込まないように食事も気をつけるようにして、できるだけマクロビオティック食を指導しています。

正に排毒することで、アトピーが改善していくことに彼女自身、実感しています。

《アトピーは全身の排毒を考えよう 最近のアトピー治療の周辺は大にぎわいです。この病気にかかわるビジネスが成り立つほどです。健康食品、塗り薬、病院などを巻き込んで、まさにおおわらわ。

あきらめ顔のアトピー患者も少なくありません。体を物質としてしか見ない傾向が強い現代医学では、一つの病院で対処するのはなかなかむずかしい話です。

でも、本来体の全身でこなしている排毒・解毒という視点でアトピー性皮膚炎を考えていけば、奇妙な病気とされるアトピーもいたずらに恐れる必要はありません。

毒素が血管を通って皮膚細胞まで流れつき、そこで必死に排毒しようとした結果がアトピーの皮膚症状です。あるいは、皮膚の症状が軽くなったと思ったら、ぜん息症状に移行する人もいます。皮膚から毒素を排出しようとしていたのが、こんどは気管支に移行して炎症を起こすことによって排毒しようとしているのです。排毒・解毒の戦場が皮膚から気管支に移ったと考えていいでしょう。》本部千博様著より

今回は、アトピー性皮膚炎の排毒による改善例ですが、アトピーに限らず、排毒・解毒は健康になる、健康でいられる最善の方法ですね。

●自己治癒力を上げる
いま、新型インフルエンザが巷で話題になっていますが、 ふつうの風邪(感冒)とインフルエンザ(流行性感冒)との違いをみなさんご存知でしょうか。

答えは、そのウィルスの毒性です。 当然、インフルエンザのほうが毒性が強いということになります。 予防として、マスクの着用、うがいの励行などがあります。 それも確かに効果がありますが、それ以上に効果があるもの、 それは、かからない(予防)ようにすること、 そしてかかっても早く治す(治療)ことです。 そのためには、ふだんから抵抗力のある身体を作るように 心がけておくことが大切です。

以前お伝えしましたが、今回は予防できなくて、 かかったかなぁっと 思ったら実行してもらいたい5つを紹介します。 これは私がお医者さんからすすめられたことです。

1.身体を温める。  暖かい格好で、まずは体熱を逃がさないように、体温が上がり易いように手助けする。特に、関節部分は熱を放散し易いので、首周りや足首回りを保護する。

2.休む(寝る)。  温まり易い格好で休む(寝る)ことでストレスを軽減し体温を上げてウイルスを退治し易くする。

3.食事を控える。身体が熱っぽくなると食欲がなくなります。当然です!胃の中に物を入れないことで免疫力を高め、内臓の負荷、特に肝臓の負荷を軽減でき、自然治癒力を高めます。そういえば、家の犬(ゴールデンレトリバー)が車にぶつけられ(家に犬が散歩中に道路に突然飛び出して)あわてて獣医さんの所に連れて行きましたが、単なる打撲ですみましたが、家に連れ帰って来ても水を飲むだけで餌を食べようとはしません。心配して大好物の菓子パンや焼き魚をくれましたが匂いをかくだけで食べようとしませんでした。

風邪と怪我も身体が治そうとするために熱を上げて体内の酵素や白血球を活性しやすくする自然のシステムなんですね。それなのに、お腹に食べ物を詰め込むなんて、体力をつけるどころか逆効果なんですよ。

4.口とのどを常にきれいにしておく  インフルエンザで一番怖いのは肺炎の合併です。気管か  ら異物が入らないように食べたり飲んだりした後は、うがいや歯磨きをして異物を取り除くこと。

5.気持ちを緩めないお腹1杯食べた後などついほっとして気持ちが緩みます。こういった状態でよく風邪をひいたりします。(食事を控えるでいいましたけど)小さい頃、夕食時に何度  もご飯をおかわりしたりすると、親から「そんなに食べると風邪ひくぞ」っと言われた覚えはないですか?  ない?・・・ 私くらいの年のかただったらあるかも知れません。気を緩めるとリラックスするとは違います。  リラックスすると免疫力はあがります。気を緩める(リラックスし過ぎる)と免疫力は下がります。  リラックスはほどほどに。

以上の5つを参考にして下さい。